bliss 【クラプトンのライブ、行ってきました】 [音楽]
【クラプトンのライブ、行ってきました】
大阪最終日(11/15)のエリック・クラプトンのコンサート、行ってきました!今日はその感想を。
・・・ということで、すいません、今回も「いつか使いたい英語フレーズ」じゃありません(苦笑)
英語関係の話は最後の最後にちらっと出るくらいなので、関心のない方は飛ばしてくださいねー。
今回3年振りのジャパン・ツアーということで、ちょっと無理して行ってきましたが、行って良かった!
細かいことを言えばいろいろありますが(音がちょっとキンキンしてたとか、私が風邪をひいたとか(笑))、やっぱりクラプトンは歌手としてもギタリストとしても素晴らしいし、演奏していた曲はどれも楽しめました。
クラプトンの状態は(演奏も機嫌も)とても良かったですね(曲の合間にバンドのメンバーと大笑いしてましたねぇ。こっちまで楽しくなりました)。事前の情報どおり、往年の名曲がいくつかフィーチャーされていたのと(クラプトンの渋い声のシャウトがとてもカッコよかった)、90年代、『Unplugged』や『24 Nights』の頃よく演奏していた曲が復活してました(曲目は書かないことにします。今から行かれる方はお楽しみに、ということで)。
ライブ一般に言えることですが、パフォーマーと時間・空間を共有でき、声援や拍手でこちらの気持ちを伝えることができる、というのはいいですね。私も思いっきり叫んできましたよ、「Cocain!」とか「Laaaayla!」とか。(しまった、曲名を書いてしまった) これから参加される方は、ぜひ大声で叫びましょう。クラプトンとコーラス(笑)できる機会なんて、そうそうないでしょうから。
そう、クラプトンも御年61歳ですから、コンサートに行く機会もあと何回あるんでしょうか・・・武道館も行っとこうかなぁ。
さて、最後に、一つ単語を。今日のタイトルに書いている「bliss」、「至福(のとき)」という意味です。普段は使いませんが、ときどきは「I am in bliss」と言いたいものですね。
presence 【エリック・クラプトンのブログ】 [音楽]
【エリック・クラプトンのブログ】
"For the 2006 Japan Tour, Eric will have a signficant web presence in Japan with exclusive Japan-based internet sites, including a blog hosted by Eric."
今週、待望のエリック・クラプトンのコンサートに行きます。
今回のツアーでは、往年の名曲を演奏したり、今までのツアーとはバンド編成が違ったりと、見所が多そうです。YouTube で公開リハーサルの様子も観た(聴いた)んですが(これとか)、クラプトンの声も演奏も相変わらずかっこいいです。
・・・しかし、今週は仕事に集中できそうもないな(笑)
さて、上の文は、Where's Ericというクラプトンのファンクラブのサイトに載っていました。
今回のツアーに合わせて、日本ではクラプトンの Web でのpresenceが増す、という内容です。presence、よく見る単語で、「存在」という意味です。「アジアにおける米軍のpresenceが・・・」といった使い方もよく見ます。
【語注】 | |
signficant 重大な、重要な | exclusive 専用の |
【上の文の日本語訳】
「2006年の日本ツアーに合わせて、日本では、エリック自身のブログなど日本専用のインターネットサイトにより、Webでのエリックの存在感が大いに増すことだろう。」
ちなみに、クラプトンのブログは こちら。フェラーリとか載ってますねぇ。
face the truth 【ファルーク・バルサラとフレディー・マーキュリー】 [音楽]
【ファルーク・バルサラとフレディー・マーキュリー】
今回は、「いつか使いたい英語フレーズ」ではありません。ちょっとびっくりしたことがあったので、それについてです。もしかしたら世間では有名な話なのかもしれませんが・・・。
今週の『TIME』誌、「60 Years of Asian Heroes」(アジアの英雄60年)という特集をやっています。
その記事をパラパラとめくりながら、「あ、黒沢明。あ、ブルース・リー。あ、リー・クアンユー・・・」と眺めていたんですが、その中に、Queen のフレディー・マーキュリーがステージで歌っている(というか背中を反らせている)写真が載っていました。
(↓この写真の白黒版です)
その記事には「ファルーク・バルサラ」という名前が書いてありました。
「???『アジアの英雄』になぜ Queen?この写真を撮った写真家がファルーク・バルサラ?」と、頭を「?」で一杯にしながら記事を読んでみると、ファルーク・バルサラ・・・これが、あのフレディー・マーキュリーの本名でした。
私は(Queen のファンなのに)知らなかったのですが、彼はインド人の両親の間に生まれ、インドの寄宿学校で学び、インド映画(ボンベイ+ハリウッドでBollywoodと呼ばれる)の歌手の影響を受けたそうです。記事には、「もしもボリウッドで最高の映画監督や脚本家がロックバンドを作ったら、Queen みたいな感じになるだろう(If the best Bollywood directors and screenwriters could conceive of a rock band it would be something like Queen)」とありますが、確かに、彼の派手なコスチュームやパフォーマンス、映画のようなドラマチックで壮大な曲調などは、世間で言われている Bollywood 的な特徴と符号します。
もうすぐ、フレディー・マーキュリーが亡くなって15年。
今日は久しぶりに『ボヘミアン・ラプソディ』を弾きました。
nothing in between 【最古の写真】 [フレーズ]
【最古の写真】
"We have a photo album of the universe ... but it's missing pages -- as though you had pictures of a child as an infant and then as a teenager, with nothing in between."
宇宙の創生期、ビッグバンの後40万年~9億年の間は「暗黒時代(Dark Age)」と呼ばれていて、まだ直接的な観測(天体望遠鏡を使った観測)ができず、理論的な研究にとどまっているそうです。このような状態を、途中が抜けた子供の成長アルバムに例えたのが上の文です(暗黒時代については、すばる望遠鏡のこのサイトに詳しく載っています)。
「nothing in between」は「間に何もない」という意味で、「彼は世の中は白か黒、その間はないと思ってる(He sees things as black or white, with nothing in between.)」といった使い方もします。
ちなみに、これまでで最も古い天体の写真は、ビッグバンの8億年後、今から約129億年前の写真で、これもすばる望遠鏡のサイトで見ることができますが(写真はこちら)、カリフォルニア工科大学のRichard Ellis 博士を中心としたチームが、132億年前のものではないかと思われる天体を写真に収めているそうです。検証作業などで確認されれば、これが最古の風景(?)を写した写真ということになります。なんだかロマンを感じますね。
【語注】 | |
miss ~が欠けている | as though まるで~のように(=as if) |
infant 乳児 |
【上の文の日本語訳】
「宇宙のフォトアルバムはページが抜けている。例えて言えば、子供の赤ん坊の頃の写真とティーンエージャーになってからの写真はあるのに、その間がないような感じだ。」
show off 【恋は静かに】 [フレーズ]
【恋は静かに】
"I want to just keep it quiet and enjoy my own life. I don't want to show off."
また久しぶりの更新です。忙しいからしょうがないですねぇ。
さて、上の文は女優のチャン・ツィイーのインタビューからです・・・といっても僕はこの人の事はよく知らないんですが。今調べてみたら、花王のアジエンスのCMの人なんですね。映画では、観たことがあるのは『Hero』ぐらいでしょうか。『SAYURI』はちょっと観てみたいです。いつも貸し出し中でなかなか観れませんが。
これは、「恋は?」という質問への答えの中の一節で、「show off」は「見せびらかす、誇示する」という意味です。そんなに難しい表現ではないんですが、こういう「柔らかい」表現は躍動感がありますね。
【上の文の日本語訳】
「恋はおおっぴらにせずにプライベートを楽しみたいの。見せびらかしたりしたくないわ」